自転車百哩走大王
大会に行こう
 =前日までの準備
  

身近なサイクリング大会に出てみよう

 自転車の走りになれてきたら、迷うことなどなにもない、イベントデビューしよう。まずは30〜60km程度を走る大会に挑戦だ。

 サイクルスポーツ誌、ファンライド誌などの自転車専門誌には必ずイベントカレンダーが載っている。そのページでサイクルマラソン、センチュリーラン、サイクリング等の大会を探す。

 一見、長距離を誇る大会でも調べるとビギナー向け部門があるはずだ。まずは出るべし、走るべし。

大会参加前日までにやること
 1 これはという大会を探し、エントリーする
 サイクルスポーツ誌のイベントカレンダーや大会参加受付のウエブサイトで大会を探そう。
 
 ・サイクススポーツJP   雑誌でもウエブでもイベント情報が豊富    こちら→
 ・スポーツエントリー    大会情報満載、ウエブからの申込代行サイト こちら→
 ・JTBスポーツステーション ここは宿泊なども同時に申込可能     こちら→   

 初めのうちは、どの大会が自分にふさわしいのか分からない。
 そこで注目すべきは、大会コース図に出ているコース全体の獲得標高差。
 大きければ上り坂が多い=初心者にはキツい!
 目安は走行距離100km当たり獲得標高差1000m。これより少なければ少ないほどラク。最初は標高差500mでも、しんどいだろう。逆に自信がついたら、獲得標高差の大きな大会に挑戦だ。
 2 移動手段の確保

  参加が受け付けられたら、次は現地への交通の手配だ。
  ・近郊=車が便利
  ・片道5時間以上かかる遠隔地=疲労や渋滞を考えて、電車や航空機がオススメ
   この場合、駅や空港から会場まではレンタカーがよい。
   レンタカーは、移動手段のほか会場での荷物置き場や着替え場所として使える。

      ・お安いレンタカー  中小のレンタカー会社か、JRの「レールアンドレンタカー』がオススメ
      ・レールアンドレンタカー(1300ccクラス乗用車が1日5000円程度、電車の切符が2割引) こちら→
 
 3 宿舎の手配はウエブで

      次のサイトが情報豊富。間際になるとキャンセルが出るので、粘り強く探してみよう。
      ・じゃらん こちら→
      ・樂天トラベル こちら→

      また、大会主催者が宿舎を確保している場合がある。そこへ申し込んで見知らぬサイクリストと
     同部屋になり、大会を肴に盛り上がるのも、また楽し。
 
 4 自転車の整備
 出発前には自転車を整備しておく。大会の車検で指摘を受けないように。
 自己責任として点検がない大会、事前に自転車店でチェックを受けた証明書提出を求める大会もある。
 5 必須科目、パンク修理と輪行
 はじめて大会参加するアナタ。参加の前に、輪行とパンク修理(チューブ交換)を自転車店や詳しい人から教わっておくべし。この2つのテクを身につけるまで、大会参加不可! サイクリングの必須科目だから、早いところ覚えてしまおう。

 左の写真は、自転車ショップのスタッフが修理しているところ。大会では、時間の節約が第一。穴の空いたチューブにのりでパッチを貼るのではなく、チューブ自体を新品に交換する。そうすれば、すぐに走り出せるのさ。
 パンク修理はご存じだろうが、輪行(りんこう)とはハテ何のことだ?
 自転車の車輪を外し、収納用の大型バッグに納めて、電車や飛行機、はたまた、船に持ち込むこと。これには大きな利点がある。クルマでサイクリングに行くと、結局、駐車した元の場所に戻らなければならない。
 ところが、輪行ならば、気に入った駅から走り出し、疲れたら近くの駅で終わりにして、さっさと電車で帰ることができる。日本独特の便利な方法だ(写真が輪行袋に入った自転車。前後輪を外した状態で収納している。縦1m×横1.2m×奥行0.3m)。
 6 自転車の工夫
 まずは自転車。差が出るのが、タイヤとハンドル、マッドガード。
 タイヤは23C(にじゅうさんしー)以上の太めでしなやかなもの。チューブ交換が容易な、クリンチャータイプがおすすめだ。

 ハンドルは、主催者が許すなら、DH(だうんひる)バー(ドロップハンドルに付ける2本の角のようなハンドル)を使いたい。上体の力を生かし、空気抵抗からも有利となる。

 前後輪が跳ね上げた泥水を遮るマッドガード(ドロヨケ)は、体を汚れから守る。後付けタイプでもいいから用意しよう。写真の自転車にも装備されている。
 7 携行品の点検
次のリストで忘れ物を防ごう!
自転車ウエア類
  頭部 = ヘルメット、ヘルメットの下に付ける汗を吸い取るバンダナなど、
        冬は耳を寒さから守るヘッドバンドなど
  上体 = メッシュのアンダーウエア、サイクルジャージ、ウインドブレーカー
        冬はウールや化学繊維の防寒用アンダーウエアも
        手には、グローブ、夏には日焼け止めのアームカバー
  下半身 = レーサーパンツやタイツ(お尻のパッド付き)、
        夏には、薄い生地の日焼け止めのタイツが有効
        女性はお尻を隠すスカートも
  足 = ソックス、自転車用シューズ
        冬は、シュ−ズカバーで足を暖かく

・現地への往復で着るカジュアルウエア
  夏場はサンダルがあるとラク
洗面具
  タオル、洗顔用品、歯ブラシ、日焼け止め、ひげそりなど。
  帰りの温泉で塗る筋肉痛の薬も
忘れちゃならない貴重品
  財布とお金、スマホ、クレジットカード、ETCカード、カメラ、時計、常備薬、お守り 
自転車旅の必携品 
  替えチューブ、タイヤレバー、フレームポンプ、工具、ボトル、
地図またはGPS機器、雨具
補給食
  梅干、アミノ酸サプリ、

 ハンドルやサドルに装着できるバッグがあると、携行に便利だ。
・おすすめのバッグ
  モンベルのハンドルバッグ

 携行品のうち、特に大切なのは、雨具(カッパ)。雨のセンチュリーランともなると、8時間近く濡れたまま走る。ウインドブレーカーですませる人がいるが、あれは寒さや風を遮るもので、雨には全く無防備だ。春先や晩秋ともなると体が冷え、危険ですらある。
 値が張るが、モンベルなどのブランドのサイクリング専用雨具か、登山用ゴアテックス布地の雨具を用意しよう。